みずほ銀行の平均年収870万円【2026年3月期・最新有報】メガバンク3位|42歳補正すると千葉銀行・横浜銀行に抜かれる理由

みずほ銀行-年種情報

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🏦 企業年収データベース【2026年3月期・最新有報 反映済み】
みずほ銀行の平均年収870万円【2026年3月期】
メガバンク3位・42歳補正で見える地銀との逆転・手取り換算・新人事制度「かなで」の影響まで解説
870.1万円みずほ銀行 平均年収
(2026年3月期・有報)
903万円42歳補正値
(平均年齢40.7歳)
約630万円手取り年収
月約52.5万円
3位メガバンク3行中
額面でも補正後でも

みずほ銀行は三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並ぶ3大メガバンクの一角です。2026年3月期の有価証券報告書で公開された平均年間給与は約870.1万円(平均年齢40.7歳)で、国税庁「令和6年分」の平均給与478万円の約1.8倍にあたります。本記事では有報の一次データをもとに、手取り換算・年代別・役職別の実態、新人事制度「かなで」の影響、そして年齢を揃えると地方銀行に逆転されるという他サイトにない視点まで解説します。

⚠️ 多くのサイトが「823万円」で止まっています
Web上の記事の多くは「823万円(2025年3月期)」を最新値として掲載していますが、2026年6月提出の有価証券報告書では約870.1万円(平均年齢40.7歳)に更新済みです。1年で約47万円の上昇なので、転職時の水準感を823万円で見積もると実態より低くなります。
さらに、比較対象として並べられている「三井住友銀行864万円・三菱UFJ銀行812万円」はいずれも2年前(2024年3月期)の値で、この3つを並べた「メガバンク2位」というランキング自体が成立しません。

この記事でわかること

  • 2026年3月期の最新平均年収870.1万円と、Web上に多い「823万円」との違い
  • 「メガバンク2位」は誤り——正しくは3位で、比較表の他2行が2年古い値だった
  • 42歳に揃えると三菱UFJが三井住友を逆転するという順位変動
  • 年齢を揃えると千葉銀行・横浜銀行がみずほ銀行を上回る——地銀との序列が崩れる理由
  • グループ内ではみずほ信託銀行のほうが108万円高いという事実
  • 手取り換算(年約630万円・月約52.5万円)
  • 年代別・役職別・職種別の年収目安と2026年度初任給
  • 2026年4月に完了したみずほリサーチ&テクノロジーズとの統合が意味すること
目次

みずほ銀行の平均年収870.1万円:有報データの正確な読み方

項目 2026年3月期(最新) 2025年3月期 変化
平均年間給与 約870.1万円 823万円 +約47万円
平均年齢 40.7歳 40.3歳 +0.4歳
42歳補正値 903万円 866万円 当サイト試算
国内平均年収比 約1.8倍 国税庁「令和6年分」478万円との比較
📊 有報の平均年収を読む際の3つの注意点
① この数値はみずほ銀行単体のもので、連結ではありません。賞与および基準外賃金を含みます。
一般職・エリア職を含む全従業員が対象です。特定の職種・採用コース・役職の給与水準を示すものではありません。
③ 平均年齢40.7歳という点に留意が必要で、20代・30代前半は平均より大幅に低く、管理職層が平均を引き上げています。「30歳でいくらか」は年代別データで確認してください。
なお持株会社のみずほフィナンシャルグループは1,117万円(2025年3月期・平均年齢41.8歳)ですが、これは管理職層を中心とした別会社のデータです。りそなでも同じ構造(りそなHD 889万円 vs りそな銀行727万円)が起きています。

直近の年収推移

📈 みずほ銀行 平均年収の推移(出典:有価証券報告書)

2021年3月期

770万円

770万円

2022年3月期

793万円

793万円

2023年3月期

812万円

812万円

2024年3月期

812万円(横ばい)

812万円

2025年3月期

823万円

823万円

2026年3月期

約870.1万円(最新)

870.1万円

✅ 「3年後に887万円」という予測は、すでにほぼ達成されています
週刊ダイヤモンドの独自試算として「銀行業界3年後の平均年収886.9万円」という数字がよく引用されますが、みずほ銀行は2026年3月期の時点ですでに870.1万円に達しており、予測値まで残り17万円です。直近1年の上昇幅が約47万円であることを考えると、この予測は3年を待たずに超える可能性があります。
2021年3月期の770万円から5年で100万円(+13.0%)上昇しており、しかも上昇幅は直近で加速しています(+23万→+19万→0→+11万→+47万)。人材確保競争の激化と春闘の好結果継続が背景です。

手取り年収の計算

💰 平均年収870.1万円の手取り換算(40.7歳・扶養なし・東京都)

年間総支給額(税込)8,701,000円
健康保険料・介護保険料・厚生年金・雇用保険▲ 約1,347,000円
所得税▲ 約549,000円
住民税▲ 約502,000円
手取り年収(目安)約6,300,000円
手取り月収換算約52.5万円/月

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会(東京支部)の料率をもとに、月給52万円・賞与年246万円のモデルで試算。扶養なし・各種控除適用前。40.7歳は介護保険料(40歳以上65歳未満)の対象で、これを計算に入れないと手取りを15〜20万円多く見積もることになります。年収帯ごとの生活感は手取り30万円の記事手取り25万円の記事で整理しています。

【訂正】3大メガバンクでみずほは「2位」ではなく3位です

Web上には「メガバンク3行の中でみずほは2位」と書いている記事がありますが、比較対象の2行が2年前の値のため生じた誤りです。2026年3月期の有価証券報告書で並べ直します。

銀行名 Web上に出回っている値 2026年3月期の有報値 ずれ
三井住友銀行 864万円(2024年3月期) 約933.8万円 ▲約70万円
三菱UFJ銀行 812万円(2024年3月期) 約914.3万円 ▲約102万円
みずほ銀行 823万円(2025年3月期) 約870.1万円 ▲約47万円

額面のランキング(2026年3月期)

🥇

三井住友銀行平均年齢 約41.2歳

約933.8万円

🥈

三菱UFJ銀行平均年齢 約40.1歳

約914.3万円

🥉

みずほ銀行平均年齢 約40.7歳

約870.1万円

42歳に揃えると、三菱UFJが三井住友を逆転します

3行の平均年齢は40.1〜41.2歳とばらついています。平均年齢1歳=年収25万円として42歳に補正すると、順位が入れ替わります。

銀行名 額面 平均年齢 補正 42歳補正値 順位の動き
三菱UFJ銀行 約914.3万円 40.1歳 +47.5万 約962万円 2位→1位
三井住友銀行 約933.8万円 41.2歳 +20.0万 約954万円 1位→2位
みずほ銀行 約870.1万円 40.7歳 +32.5万 約903万円 3位(変わらず)
⚠️ みずほから見ると、三井住友との差は縮み、三菱UFJとの差は開きます
額面では三井住友との差が63.7万円、三菱UFJとの差が44.2万円ですが、42歳に揃えると三井住友との差は51万円に縮み、三菱UFJとの差は59万円に開きます
三菱UFJ銀行は平均年齢40.1歳と3行で最も若く、同じ年齢で比べたときの賃金水準が最も高いということになります。「三井住友がメガバンク1位」という定説は、額面でしか成立しません。業種横断の年齢調整は大手企業の平均年収ランキング【年齢調整版】で全社に適用しています。

【重要】42歳に揃えると、地方銀行がみずほ銀行を上回ります

ここがこの記事の核心です。「メガバンクは地銀より年収が高い」というのは常識のように語られますが、地方銀行の平均年齢は37〜40歳と若く、メガバンクより3〜4歳下です。年齢を揃えると、この序列は崩れます。

銀行名 額面(2026年3月期) 平均年齢 42歳補正値 みずほ銀行との差
千葉銀行 約837.0万円 38.3歳 約930万円 +27万円
横浜銀行 約860.6万円 39.9歳 約913万円 +10万円
みずほ銀行 約870.1万円 40.7歳 約903万円
静岡銀行 約812.5万円 38.4歳 約903万円 ±0万円
常陽銀行 約847.3万円 40.6歳 約882万円 ▲21万円
広島銀行 約774.7万円 37.8歳 約880万円 ▲23万円
京都銀行 約711.5万円 39.1歳 約783万円 ▲120万円
❗ 千葉銀行930万円・横浜銀行913万円が、みずほ銀行903万円を上回ります
額面ではみずほ銀行870.1万円が千葉銀行837.0万円を33万円上回っていますが、42歳に揃えると逆に27万円下回ります。千葉銀行の平均年齢38.3歳はみずほ銀行より2.4歳若く、この差が92.5万円分の補正になるためです。静岡銀行も903万円でみずほ銀行と並びます。

つまり「メガバンクだから地銀より稼げる」という前提は、同じ年齢で比べると成立しません。もちろん年収以外の要素——転勤範囲、キャリアの選択肢、グローバル業務の機会、出向のパターン——は大きく異なるので、年収だけで判断すべきではありません。ただし「年収を理由にメガバンクを選ぶ」なら、この数字は知っておくべきです。

※横浜銀行・常陽銀行・静岡銀行・広島銀行・京都銀行は持株会社体制へ移行しているため、各グループの有価証券報告書に掲載された各銀行単体の数値を用いています。千葉銀行は銀行単体で有報を提出しています。

グループ内では、みずほ信託銀行のほうが108万円高い

もう1つ見落とされがちな事実があります。みずほフィナンシャルグループの中で、みずほ銀行より年収が高い会社があります。

銀行名 平均年間給与 平均年齢 42歳補正値 対象年度
みずほ信託銀行 約978.2万円 40.7歳 約1,011万円 2024年度
三菱UFJ信託銀行 約978.4万円 43.5歳 約941万円 2026年3月期
みずほ銀行 約870.1万円 40.7歳 約903万円 2026年3月期
三井住友信託銀行 約765.5万円 42.3歳 約758万円 2026年3月期
💡 みずほ信託銀行はみずほ銀行と平均年齢が同じ40.7歳です
平均年齢がまったく同じなので、年齢効果を除いた純粋な差が108万円ということになります。信託銀行は不動産・証券代行・資産運用・相続関連など銀行業務に加えた幅広い業務を扱い、専門性が報酬に反映されやすい構造です。
同じ〈みずほ〉グループへの転職を考えているなら、銀行か信託かで年収が100万円以上変わることは押さえておくべきです。なお三菱UFJ信託銀行も978.4万円とほぼ同水準ですが、平均年齢43.5歳と高いため42歳補正では941万円まで下がり、みずほ信託銀行が上回ります。
※みずほ信託銀行は現時点で最新の平均給与を確認できる「統合報告書2025 資料編」の2024年度の数値を用いており、他行と対象年度が異なります。

金融業界全体でのポジション

企業 平均年収 平均年齢 42歳補正値 数値の性質
東京海上ホールディングス 1,536万円 41.7歳 1,544万円 持株会社(2025年3月期)
みずほフィナンシャルグループ 1,117万円 41.8歳 1,122万円 持株会社(2025年3月期)
ソニー生命保険 1,107万円 44.3歳 1,050万円 事業会社(2026年3月期)
オリックス 1,039.7万円 44.2歳 985万円 事業会社(2026年3月期)
みずほ信託銀行 978.2万円 40.7歳 1,011万円 事業会社(2024年度)
三井住友銀行 933.8万円 41.2歳 954万円 事業会社(2026年3月期)
三菱UFJ銀行 914.3万円 40.1歳 962万円 事業会社(2026年3月期)
みずほ銀行 870.1万円 40.7歳 903万円 事業会社(2026年3月期)
りそな銀行 727万円 41.3歳 745万円 事業会社(2025年3月期)

証券・保険のトップ層や持株会社の数値は、本社機能に絞られた少人数・高管理職比率の集団を見たものです。事業会社であるみずほ銀行とは母集団の性格が異なるため、直接の比較はできません。相互会社の日本生命にいたっては有報自体がなく、公式の平均年収が存在しません。

年代別・役職別の年収目安

年代別平均年収(口コミ・編集部調査)

年代 平均年収目安 主な職位 ポイント
20〜24歳 約470万円 アソシエイト(新卒) 初任給改定で入社直後から470万円台に到達しやすい
25〜29歳 約620〜730万円 アソシエイト〜リーダー 年功的に昇給。リーダー昇進(6年目一律)で一気に上昇
30〜34歳 約830〜930万円 リーダー〜マネジメント マネジメント職昇進後から実力差が顕著になる
35〜39歳 約1,030〜1,150万円 マネジメント 35歳前後で1,000万円超が多数
40〜44歳 約1,230〜1,350万円 マネジメント〜EX職 EX職(管理職)への昇進でさらに上昇
45〜49歳 約1,350〜1,550万円 EX職 出世競争の結果が年収差を拡大
50歳以上 約1,550万円以上 EX職〜部長 部長以上は2,000万円超も。ただし役職定年で下がる例も

※口コミデータと有報の平均年収・平均年齢から逆算した推計値で、会社の開示ではありません。2026年3月期に全社平均が870.1万円へ約47万円上昇した点を織り込み、上方修正しています。

役職別の年収テーブル

アソシエイト
1〜3年目。新卒入社後の基本職位。6年目まで年功的に上昇
420〜630万円

リーダー
4〜6年目。原則6年目に一律昇進。ここから実力差が広がる
680〜880万円

マネジメント
7〜10年目。実力による差が拡大。1,000万円到達ラインはここ
930〜1,230万円

EX職
11年目以降。管理職層。限られたポジション。昇進競争が激化
1,330〜1,830万円

部長代理・部長
トップ層のみ到達。フィナンシャルグループの役員クラスへ
1,530〜2,000万円超

※みずほ銀行固有の職位呼称に基づく口コミベースの推計です。全社平均が870.1万円である以上、上位職位に到達する人数は限られます。

ボーナスの目安

年間の賞与目安
若手(アソシエイト〜リーダー) 年間100〜150万円
中堅(マネジメント) 年間200〜300万円
管理職(EX職以上) 年間300〜500万円程度の可能性
⚠ 賞与の注意点:4年目の冬まで満額支給されない
口コミによると「4年目の冬から満額支給のため、若手のうちは苦しい」との声があります。賞与は目標管理(定量評価)で変動する夏季賞与と、職階に応じた比較的固定的な冬季賞与の2種類。部長の裁量が大きく「算出根拠が不明確」という口コミも複数見られます。オファー面談では基本給部分と賞与見込みを分けて確認してください。

職種別の年収(口コミベース)

職種 平均年収 特徴
管理職 約1,042万円 全職種中最高水準
企画職 約1,032万円 本部の戦略・企画部門
本部職 約924万円 本社各部門スタッフ
基幹職 約742万円 全国転勤あり総合職
総合職 約741万円 標準的な総合職コース
営業職 約704万円 支店営業・個人・法人担当
一般職 総合職の約5割 転勤なし・短時間勤務

2026年度の最新初任給と新卒1年目の年収

学歴 2026年度予定初任給(月額) 年間換算(基本給のみ)
四年制大学卒 280,000円 約336万円
大学院修士・六年制大学卒 300,000円 約360万円
博士課程修了 380,000円 約456万円
収入項目 目安金額 備考
基本給(年額) 約336万円 月28万円×12ヶ月(大卒の場合)
賞与(年2回) 約80〜100万円 基本給の3〜4ヶ月分。4年目の冬から満額支給
残業代 約50〜80万円 月20〜30時間想定。45時間分の固定残業代含む
合計(初年度目安) 約450〜500万円 配属先・評価により変動

新人事制度「かなで」とジョブ型転換の影響

2024年7月、みずほ銀行はジョブ型の新人事評価制度「かなで」を導入し、従来の年功序列から役割重視・成果連動の評価制度への転換を進めています。

変化のポイント 旧制度 新制度「かなで」
給与設定の基準 年次・勤続年数ベース ポジション(役割)ベース
賞与の変動幅 比較的均一 実績による変動幅が拡大
昇進スピード 原則6年目までは年功的 早期昇進・抜擢の余地が拡大
キャリアパス ゼネラリスト中心 スペシャリストルートの充実
住宅手当等 比較的充実 新制度導入で一部縮小との口コミあり
💡 「かなで」が意味すること:高い年収を得やすい人と得にくい人が明確になる
成果重視への転換により、早期に高い実績を出す人は30代前半で1,000万円超も現実的になった一方、年功的な昇給を期待していた人には厳しい環境になっています。
なお直近1年で平均年収が約47万円上がったことは、この制度転換が「一部の人だけが上がる仕組み」ではなく全体の底上げを伴っていることを示唆しています。ただし平均が上がっても分布が広がっていれば個人の実感は異なるため、内訳の開示を待つ必要があります。

【完了済み】みずほリサーチ&テクノロジーズとの統合

✅ 統合は2026年4月1日に完了しています
みずほ銀行を存続会社として、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社を吸収合併する形で2026年4月1日に統合が完了しました。旧みずほリサーチ&テクノロジーズは「みずほ総合研究所」として行内組織となっています。「2026年4月を目処に予定」と書いている記事は情報が古い状態です。

これにより、みずほ銀行には銀行機能に加えてリサーチ・コンサルティング・IT・技術開発領域の専門人材が加わりました。転職を検討する方にとっての意味は2つあります。
IT・デジタル・コンサル系のポジションが銀行本体の募集として出るようになったこと。IT・ソフトウェア職の年収相場と照らして条件を判断してください。
2027年3月期の有報から、平均年収の母集団が変わること。旧RTの人員が加わるため、次回の開示値は今回と単純比較できない可能性があります。

中途採用・転職での年収

転職パターン 年収目安 求められる要件
第二新卒(3年未満) 500〜700万円 ポテンシャル重視・金融知識あると有利
経験者(5〜10年) 800〜1,200万円 専門性・業界知識・英語力
マネージャー級 1,200万円以上 チームマネジメント経験・顧客基盤
ITエンジニア・データサイエンティスト 800〜1,500万円 DX推進・AI活用のニーズ急拡大中
コンサル・外資金融出身 1,000〜1,500万円 金融業界の知見+高い専門性
💡 転職を有利に進める3つのポイント
① 統合によりIT・デジタル・コンサル系の採用が銀行本体で拡大しています。金融×ITの経験者には好条件のオファーが出やすい局面です。
② 書類段階の通過率を上げるには職務経歴書の改善が最短です。エージェント経由なら社内選考の仕組みも理解しておくと無駄がありません。最終面接の詰め方はこちらにまとめています。
みずほ銀行だけを受けるのは、年収面では合理的ではありません。同グループのみずほ信託銀行は108万円高く、42歳補正では千葉銀行・横浜銀行も上回ります。複数を並行して受けたうえで、年収以外の条件(転勤範囲・業務内容・キャリアパス)で選ぶのが実務的です。

年収を最大化するためのキャリア戦略

① 資格取得による専門性の証明:証券外務員資格(必須に近い)・FP(1〜2級)・宅地建物取引士・中小企業診断士・MBA(社費留学制度あり)。特にMBA取得支援制度は積極的に活用する価値があります。

② 海外経験の積極的活用:海外拠点での勤務は給与が国内比1.5〜2倍になるケースもあります。海外研修プログラムへの参加・語学力(TOEIC900点以上が望ましい)の強化が近道です。

③ 専門領域の確立:マーケット業務(トレーダー・アナリスト)・投資銀行業務・IT/デジタル領域への転換はいずれも高年収につながりやすい領域です。「かなで」制度でスペシャリストルートが充実しており、統合によってIT・リサーチ領域の選択肢も広がりました。

福利厚生と労働環境の実態

項目 内容 備考
有給休暇取得率 約83%(みずほFG・2024年度) 三井住友はSMBCグループで約85%
平均残業時間 月約31時間(口コミ集計) 参考:三菱UFJ銀行単体は約19時間・三井住友銀行は約15時間(いずれも会社開示・FY2024)
固定残業代 基本給に45時間分含む。超過分は別途支給 実残業が45時間を超えると超過分支給
選択的週休3日・4日制度 導入済み メガバンクでは先行的な取り組み
住宅支援 独身寮(月1〜2万円)・社宅制度・住宅手当 新制度で住宅手当が縮小したとの口コミあり
その他福利厚生 社員食堂・社員持株制度・財形貯蓄・各種保険 大手企業並みの充実度
性別による差 総合職は男女問わず同一の年収テーブル ダイバーシティへの取り組みは業界内でも進んでいる評価

※残業時間は対象会社(銀行単体かグループ全体か)・対象従業員・定義(法定外労働時間か所定外労働時間か)・対象年度が各社で異なるため、単純比較には注意が必要です。

よくある質問(FAQ)

Q

他のサイトでは823万円と書いてありますが、どちらが正しいですか?

A
2026年3月期の有価証券報告書に記載の約870.1万円(平均年齢40.7歳)が最新です。823万円は2025年3月期の値で1年古い数字になります。1年で約47万円上昇しているため、転職時の水準感を823万円で見積もると実態より低くなります。

Q

みずほ銀行はメガバンク3行の中で何位ですか?

A
3位です。2026年3月期の有報では三井住友銀行約933.8万円・三菱UFJ銀行約914.3万円・みずほ銀行約870.1万円の順になります。「みずほが2位」と書いている記事は、比較対象の2行に2年前(2024年3月期)の値を使っているために生じた誤りです。なお42歳に年齢を揃えると三菱UFJ銀行約962万円が三井住友銀行約954万円を逆転して1位になり、みずほ銀行は約903万円で3位のままです。

Q

メガバンクは地方銀行より年収が高いですか?

A
額面では高いですが、年齢を揃えると必ずしもそうではありません。42歳に補正すると千葉銀行約930万円・横浜銀行約913万円がみずほ銀行約903万円を上回り、静岡銀行約903万円が並びます。地方銀行の平均年齢は37〜40歳とメガバンクより3〜4歳若いためです。ただし転勤範囲・キャリアの選択肢・グローバル業務の機会などは大きく異なるため、年収だけで判断すべきではありません。

Q

みずほ銀行とみずほFGの年収差はなぜ約247万円もあるのですか?

A
みずほフィナンシャルグループ(持株会社)の従業員は主に管理職・役員層で構成されているためです。みずほFGの平均年収は1,117万円・平均年齢41.8歳(2025年3月期)。一方みずほ銀行は全社員(若手から管理職まで)の平均で870.1万円です。構成人材の違いによるもので、みずほ銀行で出世してFGに移籍した場合に年収が大幅に上昇するという構造です。同じ構造はりそなHD(889万円)とりそな銀行(727万円)にも見られます。

Q

みずほ銀行とみずほ信託銀行では、どちらが年収が高いですか?

A
みずほ信託銀行のほうが約108万円高いです。みずほ信託銀行は約978.2万円(2024年度)、みずほ銀行は約870.1万円(2026年3月期)。しかも両行とも平均年齢40.7歳で同じなので、年齢効果を除いた純粋な差になります。信託銀行は不動産・証券代行・資産運用・相続関連など銀行業務に加えた幅広い業務を扱い、専門性が報酬に反映されやすい構造です。同じ〈みずほ〉グループへの転職なら、銀行か信託かで100万円以上変わることは押さえておくべきです。

Q

みずほ銀行で年収1,000万円に到達するのはいつ頃ですか?

A
総合職であれば一般的に7〜8年目(マネジメント職昇進後)での到達が目安です。ストレートに昇進できた場合、最速で20代での1,000万円達成も可能とされています。ただし「かなで」新制度導入後は実力・成果による差が拡大しており、6年目の一律リーダー昇進以降は個人差が大きくなります。全社平均が870.1万円である以上、1,000万円到達層は相応に絞られる点も認識しておいてください。

Q

みずほリサーチ&テクノロジーズとの統合はどうなりましたか?

A
2026年4月1日に統合が完了しています。みずほ銀行を存続会社とする吸収合併で、旧みずほリサーチ&テクノロジーズは「みずほ総合研究所」として行内組織になりました。これによりIT・デジタル・コンサル系のポジションが銀行本体の募集として出るようになっています。なお2027年3月期の有報からは平均年収の母集団が変わるため、次回の開示値は今回と単純比較できない可能性があります。

まとめ:みずほ銀行の年収を数字で整理

  • 最新の平均年収は約870.1万円(2026年3月期・有報・平均年齢40.7歳)。823万円は1年古い数字
  • 手取りは年約630万円・月約52.5万円(40.7歳=介護保険料の対象)
  • メガバンク3行では「2位」ではなく3位。三井住友933.8万円>三菱UFJ914.3万円>みずほ870.1万円
  • 42歳に揃えると三菱UFJ962万円が三井住友954万円を逆転して1位に。みずほは903万円で3位のまま
  • 42歳補正では千葉銀行930万円・横浜銀行913万円がみずほ銀行903万円を上回る。地銀は平均年齢が3〜4歳若い
  • グループ内ではみずほ信託銀行が978.2万円で108万円高い。しかも平均年齢は同じ40.7歳
  • 持株会社みずほFGは1,117万円(2025年3月期)だが管理職層中心の別会社データ
  • 直近5年で770万円→870.1万円と100万円上昇。上昇幅は直近1年で+47万円と加速している
  • 2026年度初任給:大卒28万円・院卒30万円・博士38万円(予定)
  • 2024年7月導入の新人事制度「かなで」でジョブ型・成果連動に転換。実力差が年収差に直結
  • みずほリサーチ&テクノロジーズとの統合は2026年4月1日に完了済み。2027年3月期から有報の母集団が変わる

金融業界の他社と比べたい方は、三菱UFJ銀行りそな(銀行)、東京海上(損保)、日本生命ソニー生命(生保)、オリックス(総合金融)の記事もあわせてご覧ください。いずれも持株会社と事業会社で数値が大きく違う点を整理しています。他業種も含めた序列は大手企業の平均年収ランキング【年齢調整版】にまとめています。

【参考データ】株式会社みずほ銀行 有価証券報告書(2026年3月期)「従業員の状況」、株式会社みずほフィナンシャルグループ 有価証券報告書(2025年3月期)および「統合報告書2025 資料編」、株式会社三井住友銀行・株式会社三菱UFJ銀行・三菱UFJ信託銀行株式会社・三井住友信託銀行株式会社の各有価証券報告書(2026年3月期)、株式会社千葉銀行 有価証券報告書(2026年3月期)、コンコルディア・フィナンシャルグループ/めぶきフィナンシャルグループ/静岡フィナンシャルグループ/ひろぎんホールディングス/京都フィナンシャルグループ の各有価証券報告書(2026年3月期・各銀行単体の数値)、みずほフィナンシャルグループ/みずほ銀行「株式会社みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の統合について」(2026年4月1日)、各社サステナビリティ・人的資本開示、国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」、週刊ダイヤモンド独自試算、OpenWork等の社員口コミデータ。42歳補正値は「額面+(42.0−平均年齢)×25万円」で当サイトが算出した試算値であり、有価証券報告書の開示値ではありません。みずほ信託銀行は現時点で最新の平均給与を確認できる2024年度の数値を用いており、他行と対象年度が異なります。年代別・役職別・職種別年収は口コミベースの参考値で、会社の開示ではありません。年収は個人の職種・役職・評価・入社時期によって変動します。本記事は2026年8月時点の情報です。

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