TISの平均年収は807万円【2025年3月期最新】グレード別・転職層の実態・業界比較まで徹底解説

TIS

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TIS株式会社への転職・就職を検討している方に向けて、2025年3月期の最新有価証券報告書データをもとに、平均年収・グレード別・年代別の実態を徹底解説します。複数サイトで数値が異なる理由の解説や、グレード制度の詳細(管理職昇格時の年収構造変化)など、他の記事にはない独自分析を含めてお届けします。

2026年5月更新|2025年3月期 有価証券報告書
TIS 平均年収 807万円
平均年齢40.6歳|平均勤続年数14.5年|独立系SIer上位の水準
業界平均の1.8倍
SIer業界平均458万円に対し807万円

+55万円
2022年から2025年の3年間での上昇幅

上位約18%
全上場企業4,687社中の年収偏差値位置

【まず読んでほしい重要な注意点】 口コミサイトのデータでは540〜600万円台が出るケースがあります。これは若手・中堅層のサンプルに偏るためです。また、G4(係長相当)以上に昇格すると残業代がなくなり固定給が大幅増加するため、「残業代込みで高かった年収が昇進で下がって見える」という逆転現象が起きることも。本記事では各データソースの読み方を明記して解説します。
目次

TISの平均年収【2025年最新データ】

公式データによる基本情報

項目 数値 備考
平均年収 807万円 2025年3月期 有価証券報告書
平均年齢 40.6歳
平均勤続年数 14.5年 長期在籍者が多い
従業員数 5,894名
年収偏差値 64.6 全上場企業4,687社中859位(上位約18%)

過去5年間の年収推移

年度 平均年収 前年比 背景
2025年3月期 最新 807万円 +4万円 高付加価値シフト継続
2024年3月期 803万円 +52万円 大幅賃上げ・コンサル領域強化
2023年3月期 751万円 +10万円 DX投資本格化
2022年3月期 741万円 +21万円 業績回復
2021年3月期 720万円 コロナ影響下での基準値
▍ 3年間で55万円上昇の構造的な背景
単なる賃上げだけでなく、TISがコンサル領域への進出とサービス型ビジネス(ストック収益)への転換を進めていることが要因です。高付加価値案件の比率増加が給与水準を押し上げています。ただし全社員が一律に恩恵を受けるわけではなく、上位グレードへの昇格や専門性の発揮が年収アップの条件となっています。

SIer業界内での年収ランキング

野村総合研究所

1,242万円
電通総研

1,128万円
オービック

1,030万円
大塚商会

937万円
NTTデータ

860万円
TIS(独立系)

807万円
SCSK

768万円
富士ソフト

600万円
▍ 独立系SIerの中でのTISの位置づけ
独立系SIerに限定すると、TISはオービック(1,030万円)・大塚商会(937万円)に次ぐ第3位の年収水準です。NTTデータ・富士通・日立などのユーザー系・メーカー系SIerとは分類が異なりますが、NTTデータ(860万円)に近い水準を独立系として実現しているのが特徴です。

グレード制度と年収構造【独自解説】

TISの給与体系を正確に理解するために、グレード制度(G1〜管理職)の詳細を解説します。競合記事のほとんどがこの構造を省いていますが、「昇進すると年収が下がって見える」現象を理解するために必須の情報です。

グレード 相当ポジション 年収目安 残業代の扱い 特記事項
PR1 新入社員〜3年目 400〜550万円 全額支給 残業代が年収に大きく影響する時期
PR2 中堅社員 550〜700万円 全額支給 スキル蓄積期。専門性が評価されれば早期昇格も
PR3 シニア・主任相当 700〜850万円 超過分支給 全社平均807万円に近づく水準
PR4 管理職候補・係長 850〜1,000万円 管理職扱いで残業代なし 固定給が大幅増加。残業代なしで逆に手取りが増えることも
管理職 課長・部長 1,000万円以上 なし 業績評価でさらに差がつく
「昇進したら年収が下がって見える」現象の正体:
PR3(主任クラス)で残業代込み月収50万円だった人がPR4(管理職候補)に昇格すると、残業代がなくなる一方で固定給が増加します。月次の金額だけで比較すると「昇進で下がった」と感じることがありますが、総支給額(固定給+賞与)ベースでは実際には増加しています。口コミで年収が低く見えるケースの一因がこれです。

年代別年収シミュレーション

年代 グレード目安 推定年収レンジ 特徴
20代 PR1〜PR2 400〜600万円 残業代が年収を押し上げる。2023年給与改定で底上げ
30代前半 PR2〜PR3 550〜750万円 G3相当への昇格で年収が一気に上昇
30代後半 PR3〜PR4 700〜900万円 G4(管理職候補)昇格が年収分岐点
40代 PR4〜管理職 850〜1,000万円 全社平均807万円を超える水準。マネジメント経験が重要
50代 管理職 900〜1,100万円以上 安定した高水準。役職・部署によって差が大きい

職種別平均年収

職種 平均年収(口コミ) 特徴・コメント
プロジェクトマネージャー 831万円 全職種で最高水準。PMP等の資格・マネジメント経験が評価
企画職 682万円 DX・コンサル領域強化で需要増加中
コンサルタント 676万円 近年注力している領域。今後の年収上昇が期待
技術職(SE) 646万円 クラウド・AI関連スキルがあると有利
営業職 601万円
開発職 587万円 若手が多いため平均が低め

手取り額シミュレーション

東京都・独身・2025年度税制での概算です。

年収 想定ポジション 手取り概算 月手取り概算
550万円 20代後半・PR2 約417万円 約35万円
700万円 30代半ば・PR3 約529万円 約44万円
807万円 全社平均(40.6歳) 約594万円 約50万円
1,000万円 管理職・PR4上位 約712万円 約59万円

ボーナス・初任給・福利厚生

項目 内容
賞与支給回数 年2回(夏季・冬季)
平均年間賞与額 約112万円(個人業績+部署業績+会社業績の3軸で決定)
新卒初任給(大学卒) 280,000円(+固定残業代20時間分を含む)
新卒初任給(大学院卒) 300,000円
昇給 年1回(4月)。人事評価に基づく査定昇給+グレード昇格時の大幅昇給

TISの強みと年収が高い理由

強み 具体的な内容 年収への影響
クレジットカード基幹システム JCBを中心とした基幹システム開発で国内シェア約50% 安定したストック収益の源泉
デビットカードシステム ブランドデビットカードシステム開発で国内シェア約80% キャッシュレス化の恩恵を直接受ける
独立系の中立性 特定の親会社に縛られない多業界への提案が可能 顧客多角化による安定収益
DX・コンサル領域の強化 高付加価値案件の比率増加 2022〜2025年の年収上昇の主因

残業時間・労働環境の実態

項目 TIS SIer業界平均
月平均残業時間 33時間 35時間程度
固定残業代 20時間分を給与に含む
超過分の扱い 別途全額支給
在宅勤務 あり(積極活用)
フレックスタイム制 あり
▍ 残業時間の注意点:
月33時間はプロジェクト全体の平均値です。担当する案件・フェーズによって大きく変動します。開発・テスト本番直前の繁忙期は月50時間超になるケースも。逆に保守・運用フェーズや閑散期は月10〜20時間台というケースも。転職前に配属希望案件・部署の実態をエージェント経由で確認することを推奨します。

よくある質問(FAQ)

口コミサイトでは年収540〜600万円台と出ているのに、なぜ有証報告書では807万円なのですか?
2つの理由があります。①口コミサイトは転職活動中の若手・中堅(30代前半)のサンプルに偏る傾向があり、平均年齢40.6歳・平均勤続14.5年という有証報告書の母集団とは異なります②G4(管理職候補)昇格時に残業代がなくなり固定給が増加するため、残業代込みで見た月収が「下がって見える」一時的な逆転現象があります。転職を検討している30代の方には、年代別の607〜900万円というレンジが実態に近い参考値です。

TISへの転職に必要な経験・スキルは?
職種によって異なりますが、SE・PMを目指す場合はシステム開発経験3年以上、プロジェクトリーダー経験があると評価が高まります。特に金融業界でのシステム経験は重視される傾向があります。クラウド(AWS・Azure)やAI関連技術の経験も近年評価が高いです。コンサル・企画職は業界知識+上流工程(要件定義・設計)の経験が求められます。

TISの年収は今後も上昇しますか?
DX・コンサル領域への注力とキャッシュレス決済の成長を背景に、業績は安定した上昇トレンドにあります。ただし全社員が一律に恩恵を受けるわけではなく、上位グレードへの昇格と専門性の発揮が個人の年収アップの鍵です。中期経営計画(2024〜2026)では売上高2,800億円・ROE15%以上を目標としており、達成されれば賞与水準の維持・向上が期待できます。

NTTデータやSCSKと比べてTISはどうですか?
NTTデータ(860万円)よりやや低く、SCSK(768万円)より高い水準です。NTTデータはNTTグループのバックボーンがある一方、TISは独立系の中立性が強みです。案件の規模感はNTTデータの方が大きいケースも多いですが、TISは決済・金融システムというニッチな高シェア領域を持っており、その分野での専門性は業界随一です。キャリア志向(専門性の深さ vs. 案件の多様性)で選ぶのが合理的です。

まとめ:TISの年収全体像

この記事のまとめ
  1. 平均年収807万円はSIer業界平均の1.8倍・独立系SIer3位——全上場企業上位約18%の高水準
  2. 口コミの540〜600万円台と有証の807万円のギャップ——サンプルの年代差と管理職昇格時の構造変化が原因
  3. グレードPR4昇格が最大の年収分岐点——残業代がなくなる代わりに固定給が大幅増加
  4. 3年間で55万円上昇の背景はコンサル・DX領域の強化——高付加価値案件シフトが給与水準を押し上げ
  5. クレカ基幹システム国内シェア50%・デビットカード80%——キャッシュレス化の恩恵を受け続ける安定した収益基盤
  6. 転職を検討する30代の実態は607〜900万円レンジ——有証報告書の平均値より低いが業界内では高水準

TISは独立系SIerの中でも年収・安定性・技術力のバランスが高水準な企業です。特に金融・決済システム分野での専門性を活かしたい方、安定した大手企業で長期的なキャリアを形成したい方にとって魅力的な選択肢です。転職を検討される際はIT業界特化のエージェント(レバテックキャリア・JACリクルートメント等)を活用して最新の求人情報と選考対策を入手することをお勧めします。

【参考データ】TIS株式会社 有価証券報告書(2025年3月期)/OpenWork口コミデータ(2025年)/各種転職口コミサイト。年収データは参考値であり、個人の職種・グレード・業績・時期により変動します。

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